理工学部 数物・電子情報系学科 情報工学EP/
先端科学高等研究院(IAS)主任研究者
教授 吉岡 克成ヨシオカ カツナリ
広域ネットワークモニタリング、マルウェア解析を行う最先端分析システム構築に関する国家プロジェクトに関わり、トラヒック分析、マルウェア解析技術などに精通している。
情報通信ネットワークで実際に発生している様々な脅威の観測、詳細分析を行い、そのメカニズムを明らかにし、対策を導出することで、安心・安全な情報社会を実現することを目指し、研究を行っている。国内外の研究機関と協力し、不正アクセスやウイルス検体等の実データ収集・共有を進め、ネットワーク攻撃やウイルスの解析を行っている。
研究分野 - 分野
工学
研究分野 - 分科
電気電子工学
研究分野 - 細目名
通信・ネットワーク工学

キーワード
情報システムセキュリティ / ネットワークセキュリティ / マルウェア対策 / トラヒック解析 / IoT セキュリティ

相談に応じられるテーマ
マルウェア解析・対策全般 / ネットワーク監視・侵入検知技術

所属
大学院環境情報研究院 社会環境と情報部門
大学院環境情報学府 情報環境専攻
理工学部 数物・電子情報系学科 情報工学教育プログラム
先端科学高等研究院(IAS)主任研究者

E-mail
yoshioka@ynu.ac.jp
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研究概要

インターネットに代表される情報通信ネットワークで実際に発生している様々な脅威の観測、詳細分析を行い、そのメカニズムを明らかにし、対策を導出することで、安心・安全な情報社会を実現することを目指し、研究を行っています。
そのため、国内外の研究機関と協力し、不正アクセスやウイルス検体等の実データ収集・共有を進め(独立行政法人情報通信研究機構とのデータ共有を進めています)、ネットワーク攻撃やウイルスの解析を行っていま
す。

アドバンテージ

前職にて広域ネットワークモニタリングおよびマルウェア解析を行う最先端分析システム構築に関する国家プロジェクトに中心メンバとして関わり、トラヒック分析、ネットワーク攻撃検知、マルウェア解析技術に精通しています。

事例紹介

マルウェアを実際に実行してその挙動を解析するマルウェア動的解析システムの構築

大規模ネットワークモニタリングおよびマルウェア解析システムの構築

主な所属学会

電子情報通信学会 / 情報処理学会

主な論文

Seiya Kato, Rui Tanabe, Katsunari Yoshioka, Tsutomu Matsumoto, "Adaptive Observation of Emerging Cyber Attacks targeting Various IoT Devices," IFIP/IEEE International Symposium on Integrated Network Management (IM), 2021.
Gerry Wan, Liz Izhikevich, David Adrian, Katsunari Yoshioka, Ralph Holz, Christian Rossow, Zakir Durumeric, "On the Origin of Scanning: The Impact of Location on Internet-Wide Scans," The 2020 Internet Measurement Conference (IMC), 2020.
Takeshi Takahashi, Christopher Kruegel, Giovanni Vigna, Katsunari Yoshioka, Daisuke Inoue, "Tracing and Analyzing Web Access Paths Based on User-Side Data Collection: How Do Users Reach Malicious URLs?" Proc. 23rd International Symposium on Research in Attacks, Intrusions and Defenses (RAID2020), 2020.

主な特許

特許第4883408「系列データ間の類似性検査方法及び装置」
特許第4883409「データ類似性検査方法及び装置」

主な研究機器・設備

IoTサイバー攻撃観測システム(IoTPOT)
サービス妨害攻撃観測システム(Amppot)

主な地域活動(国内、特に神奈川県内)

放送大学・神奈川学習センター講義「サイバーセキュリティ」(2022年度より)
神奈川県産業技術総合研究所 高度技術活用研修「コンピュータネットワーク」