大学院教育強化推進センター 高大接続・全学教育推進センター
教授 市村 光之イチムラ ミツユキ
社会で求められる人材の要件を研究、
近年ではインタビュー調査を元にグローバル人材要件の構造を整理、
キャリア教育科目に反映し、人材育成に努めている。
米国大学院や民間企業での豊富な実務経験があり、2級キャリアコンサルティング技能士資格を保有、様々な業界、職種のキャリア形成課題を把握している。大学生の就業力の実態を把握し教育課題を明らかにするため、Institutional Research (IR)の仕組みを考案し、実践している。
研究分野 - 分野
社会科学
研究分野 - 分科
心理学
研究分野 - 細目名
社会心理学、キャリア学

キーワード
キャリア / キャリアコンサルティング / グローバル人材 / 人材育成 / 教学IR

相談に応じられるテーマ
海外駐在予定者の準備教育 / 海外駐在員の異文化対応の悩み解決 / 人材育成プランの立案 / 社員のキャリア形成コンサルティング

所属
大学院教育強化推進センター
高大接続・全学教育推進センター

E-mail
ichimura-mitsuyuki-bp@ynu.ac.jp

研究概要

キャリア教育の観点から社会で求められる人材の要件、近年はグローバルに活躍できる人材要件を海外駐在員へのインタビュー調査等により研究しています。加えて、大学生の就業力(意識・能力・スキルなど)の実態を把握し教育課題を明らかにするため、Institutional Research (IR)の仕組みを考案し、実践しています。

アドバンテージ

米国の大学院留学、約20年の民間企業での実務経験(海外対応含む)、約10年のキャリアコンサルタント経験を経て現在に至ります。結果を追求するビジネス的思考をベースに研究活動を実行し、成果を実践に結びつけることを心がけています。殊に人材育成の分野で、課題を発見し、解決のためのフレームを考案するのが得意です。
2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格:熟練キャリアコンサルタント相当)資格を有し、約2000名の社会人のキャリアコンサルティング経験があり、様々な業界、職種のキャリア形成課題を把握しています。

事例紹介

グローバル人材の研究では、25カ国・154名の駐在員へのインタビュー調査を元に、グローバルに活躍できる人材要件を「資質と知識・教養+業務の知識・経験と遂行スキル+語学力」に整理できました。この結果をキャリア教育科目に反映し、人材育成に努めています。

主な所属学会

グローバル人材育成教育学会 / キャリアデザイン学会

主な論文

『海外で活躍する「グローバル人材」に求められる要件の構造』「グローバル人材育成教育研究 第5巻第2号」2018
『海外で活躍する「グローバル人材」に求められる要件の実相』「グローバル人材育成教育研究 第7巻第1号」2019
『コロナ環境下の遠隔授業に関する学生の意識および行動の「学生IR」を用いた分析』「京都大学高等教育研究 27」2021

主な著書

「マニュアル制作の技術 実践編 上/下」 NTTラーニングシステムズ 1990
「キャリアの手帖・36人のケーススタディ」 ヒロエンタープライズ出版 2012
「4つの山を越えよ・ポスト終身雇用時代の転職術」 ヒロエンタープライズ出版 2013