都市科学部環境リスク共生学科
教授 安藤 孝敏アンドウ タカトシ
イノベーションという視点から、近未来の超高齢社会のあり方を構想し、
高齢者の生活にかかわる様々な問題・課題の解決に取り組んでいる。
介護やケアという視点ではなく、ふつうに暮らしている高齢者の視点を重視した実証研究、ジェロントロジーという学際的な研究、サクセスフル・エイジングの研究を進め、高齢者への心理的・社会的支援を行っている。
研究分野 - 分野
社会科学
研究分野 - 分科
心理学
研究分野 - 細目名
社会心理学

キーワード
高齢者理解と支援 / 高齢者の孤立・孤独 / 高齢期の居住移動と適応 / 高齢期の社会関係 / 高齢者とペット

相談に応じられるテーマ
中高年の新しいライフスタイル / 多世代・異世代交流活動 / ペットを飼っている高齢者(ペットロスを含む)の心理・社会的効果 / 社会的に孤立したひとり暮らし高齢者 / 高齢者の終活に関する意識

所属
大学院環境情報研究院 社会環境と情報部門
大学院環境情報学府 人工環境専攻
都市科学部環境リスク共生学科

E-mail
takatoshi-ando-vf@ynu.ac.jp
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研究概要

自立して生活している多くの高齢者は主体的に高齢期の生活をデザインしています。このような自立した高
齢者を中心に、イノベーションという視点から、近未来の超高齢社会のあり方を構想し、高齢者の生活にかかわる様々な問題・課題の解決に取り組んでいます。

アドバンテージ

・ジェロントロジーという学際的な研究
・人の加齢と幸福を追求するサクセスフル・エイジングの研究
・社会調査などの量的データに基づく実証研究
・介護やケアという視点ではなく、ふつうに暮らしている高齢者の視点を重視した実証研究

事例紹介

・高齢期の居住移動に伴う諸問題を予測して、適切に対処できるような支援策
・集合住宅などで社会的に孤立したひとり暮らし高齢者の状況把握と支援方略
・集合住宅における多世代・異世代交流の企画・実施
・ペットをなくした高齢者の心理・社会的なサポート
・中高年の終活への取り組みの支援

ひとり暮らし高齢者の支援ニーズ
新聞記事における終活のとらえ方:ネットワーク分析の結果

主な所属学会

日本心理学会 / 日本老年社会科学会 / 日本応用老年学会

主な論文

『高齢期におけるペットロス:適応プロセスに注目して』「技術マネジメント研究」2021.3
『独居高齢者における終活への取り組みと生活満足度との関連』「技術マネジメント研究」2019.3
『都市部住宅団地のひとり暮らし高齢者における孤独感』「横浜国立大学教育人間科学部紀要III」2018.2

主な著書

「改訂・新社会老年学-シニアライフのゆくえ-」ワールドプランニング 2008.11
「エイジング心理学-老いについての理解と支援」(分担執筆)北大路書房 2008.8
「ペットと生きる-ペットと人の心理学」(訳)北大路書房2006.5