理工学部 数物・電子情報系学科
教授 新井 宏之アライ ヒロユキ
電磁波を応用したシステム、特に通信用アンテナに関わる技術を中心に
研究を行っている。アンテナの解析・設計・試作を、
応用分野に対応して幅広く行っている。
これまで取り組んできた通信用アンテナの事例として、例えば、自動車電話用平面形ダイバーシチアンテナ、携帯電話基地局用小形偏波ダイバーシテチアンテナなどがある。また、電波応用分野の開発や測定法に関しても取り組んでいる。
研究分野 - 分野
工学
研究分野 - 分科
電気電子工学
研究分野 - 細目名
通信・ネットワーク工学

キーワード
電磁波工学 / 移動体通信 / アンテナ工学 / マイクロ波工学

相談に応じられるテーマ
アンテナの設計・開発 / マイクロ波回路の設計・開発電磁波の到来方向推定 / アンテナ測定 / 電波伝搬の測定と評価

所属
理工学部 数物・電子情報系学科
工学研究院 知的構造の創生部門
理工学府 数物・電子情報系理工学専攻

E-mail
arai-hiroyuki-vk@ynu.ac.jp

研究概要

当研究室では電磁波を応用したシステム、特にアンテナに関わる技術を中心に取り組んでいます。

アドバンテージ

通信用アンテナの解析・設計・試作を応用分野に応じて幅広く行っています。また、電波応用分野の開発や測定法に関しても取り組んでいます。

事例紹介

製品開発事例:自動車電話用平面形ダイバーシチアンテナ、携帯電話基地局用小形偏波ダイバーシテチアンテナ、不感地対策用各種アンテナ、携帯端末内蔵用チップアンテナ、到来方向測定装置等

主な所属学会

米国電気電子学会(IEEE) / 電子情報通信学会

主な論文

『A Miniaturized Magic-T Using Microstrip-to-Coplanar Strips Transition and Its Application to a Reflection-Type Phase Shifter』「IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques」2023.9
『High-Impedance Surface-Based Null-Steering Antenna for Angle-of-Arrival Estimation』「IEEE Transactions on Antennas and Propagation」2021.12
『Far-field estimation method of antennas above conductive plane using a partially spherical near-field』「IEEE Transactions on Antennas and Propagation」2021.7

主な特許

特許第6858362号「偏波共用アンテナ、偏波共用アンテナシステム」
特許第5904465号「アンテナ装置、電波到来方向推定装置、及び電波到来方向推定プログラム」
特許第5721073号「アンテナ」

主な著書

「Design and Measurement of Antennas and Propagation in Mobile Cellular Systems」Artech House 2022.07
「次世代無線通信に向けたアンテナ開発」シーエムシー出版 2020.10
「電波工学基礎シリーズ3 波動伝送工学」朝倉書店 2019.2
「基本を学ぶ電磁気学」オーム社 2011.11

主な研究機器・設備

電波暗室、ネットワークアナライザ,アンテナ指向性測定システム