ガスセンサーなどの化学センサー、光熱変換技術に応用する研究を行っている。
理工学部数物・電子情報系学科
大学院理工学府数物・電子情報系理工学専攻
研究概要
金属ナノ構造が示す特異な光物性(プラズモニクス、メタマテリアル)を化学センサー(水素、一般ガス、呼気ガス、バイオ材料)、光熱変換技術(太陽熱発電、太陽熱利用、熱放射技術)に応用する研究を行っています。特に半導体微細構造技術で作製した、精緻な構造作製技術、レーザー加工技術を駆使したデバイス作製技術、紫外可視から中赤外の波長域での各種分光による材料物性評価技術を有しています。
アドバンテージ
電子線/光リソグラフィーに代表される半導体微細加工技術、ナノ秒パルスレーザーを用いた加工技術、顕微分光法など光物理、光材料科学に特化した研究を展開しており、基礎物性から応用まで幅広く研究しています。特に材料の物性を最大限に発揮できるデバイスの提案も行っており、これらと接点のある研究開発についてご相談ください。
事例紹介
主な所属学会
応用物理学会 / 日本化学会 / 日本分析化学会
主な論文
『Au-Ag-Cu nano-alloys: tailoring of permittivity』「Scientific Reports」6, 25010, 2016.
『Optical Characterization and Lasing in Three-Dimensional Opal-Structures』「Frontiers in Materials」2, 49, 2015.
『Anti-reflective surfaces: cascading nano/micro-structuring』「APL Photonics」1, 076104 1-12, 2016.
『Augmented sensitivity of an IR-absorption gas sensor employing a metal hole array』「Optical Materials Express」3, 7,968-976, 2013.
主な特許
特許第6063333号「ガス検出装置,ガス検出方法,及び光学部品」
主な研究機器・設備
フーリエ変換赤外測定装置
ナノ秒パルスレーザー
各種半導体加工設備